『魔界の主役は我々だ!』の表紙画像。シャオロンと我々師団の仲間たちがポーズを決めている。

今回は、西修先生原作、津田沼篤先生作画の『魔界の主役は我々だ!』という漫画を紹介します。

この漫画は、西修先生の大人気作品『魔入りました!入間くん』のスピンオフ作品で、動画製作グループ「○○の主役は我々だ!」とのコラボ作品です。悪魔学校バビルスに入学した野望家の悪魔・シャオロンが、我々師団という争い好きな師団に入ってしまい、魔界の日常を笑いと感動で描くコメディ漫画です。

この漫画の面白さやおすすめポイントを詳しくレビューしていきます。この漫画を読んでみたい人や気になる人はぜひ最後まで読んでくださいね。

『魔界の主役は我々だ!』とは?|あらすじと登場人物紹介

まずは、この漫画のあらすじと登場人物を簡単に紹介します。

あらすじ

悪魔学校バビルスに入学したトイフェル・シャオロン。彼の野望は、「生徒会に入ってチヤホヤされること」。しかし、入学式でトラブルに巻き込まれたシャオロンは、争いが大好きな我々師団の団長グルッペン・フューラーに助けられる。グルッペンを生徒会の人物だと勘違いしたシャオロンは、彼にスカウトされて我々師団に入ることになってしまう。

シャオロンは、我々師団の仲間たちと共に、使い魔召喚や飛行試験など様々な試練に挑むことになる。果たしてシャオロンは、自分の野望を達成できるのか?そして、我々師団との絆を深めていくことができるのか?

登場人物

  • トイフェル・シャオロン:本作の主人公。悪魔学校1年生。D組。目立つことが大好きな野望家。家系能力は「憎悪喰い」で、相手から憎悪や怒りなどの気持ちを向けられると魔力が増加する。
  • グルッペン・フューラー:我々師団の団長。悪魔学校3年生。混沌と破壊を好む争い好き。家系能力は「疑心暗鬼」で、指定した相手の脳内に直接声を響かせることができる。
  • レイラー・ウツ:悪魔学校1年生。D組。クズの淫魔で、女の子にモテることを目指している。家系能力は「立場的アドバンテージ」で、彼女は48人。
  • シュヴァイン・トントン:悪魔学校1年生。D組。我々師団の一員で、魔獣のデビルポークにそっくり。大食いでお節介焼きな性格。家系能力は「高脂質」で、食べた物のエネルギーをそっくりそのまま魔力に変換する。
  • ボンベ・ゾム:悪魔学校1年生。D組。爆弾を扱うのが得意で、悪戯好き。潔癖症であるため、師団室が汚れているのが嫌い。家系能力は「爆弾生成」で、秘蔵の技として「溶岩遊泳」というマグマが入った爆弾が作れる。
  • クライン・ロボロ:悪魔学校1年生。E組。「天」と書かれた雑面を付けている。筋肉を鍛えるのが好きな、ストイックで合理的な悪魔。元筋肉格闘師団部員。家系能力は「天の声」で、指定した相手の脳内に直接声を響かせることができる。

『魔界の主役は我々だ!』の面白さ|魔界の常識と人間界の非常識がぶつかる笑いの連続

この漫画の面白さは、何と言っても魔界の常識と人間界の非常識がぶつかる笑いの連続です。

シャオロンは、人間界で育ったため、魔界の常識に疎く、我々師団や他の悪魔たちと衝突することが多々あります。例えば、シャオロンは使い魔召喚に失敗してしまい、自分に似た小さな使い魔・シャオロンジュニアを召喚してしまいます。しかし、シャオロンジュニアはシャオロンよりも目立ちたがり屋であり、シャオロンと対立することになります。

また、シャオロンは飛行試験でペアになったボンベ・ゾムに仕返しをされますが、その仕返しは爆弾を仕掛けられるというものです。シャオロンは驚きますが、ボンベ・ゾムは爆弾を扱うことが普通だと思っており、仕返しとしても妥当だと考えています。

このように、この漫画では魔界の常識と人間界の非常識がぶつかり合い、笑いを誘う場面が満載です。読者もシャオロンと一緒に魔界の日常に驚きや感動を覚続えることができます。

『魔界の主役は我々だ!』のおすすめポイント|キャラクターの個性と成長、魔界の世界観と設定

この漫画のおすすめポイントは、キャラクターの個性と成長、魔界の世界観と設定です。
まず、キャラクターの個性と成長についてですが、この漫画では様々なタイプの悪魔たちが登場します。野望家のシャオロン、争い好きのグルッペン、クズのウツ、大食いのトントン、爆弾好きのゾム、筋肉好きのロボロなどなど。彼らはそれぞれに個性的で魅力的なキャラクターです。また、彼らは物語を通して成長していきます。例えば、シャオロンは最初は自分の野望のために我々師団に入りましたが、次第に仲間たちとの絆を感じるようになります。また、ウツは最初は女の子にモテることしか考えていませんでしたが、シャオロンやトントンと友情を築くようになります。このように、この漫画ではキャラクターの個性と成長を楽しむことができます。

次に、魔界の世界観と設定についてですが、この漫画では魔界の様々な側面を見ることができます。例えば、悪魔学校バビルスでは、使い魔召喚や飛行試験など悪魔らしい授業が行われます。また、悪魔たちは位階や家系能力という特徴を持っており、それぞれに異なる能力や特徴を発揮します。さらに、悪魔たちは師団というグループに所属しており、それぞれに目的や活動内容が異なります。このように、この漫画では魔界の世界観と設定を楽しむことができます。

『魔界の主役は我々だ!』の評価と感想|読者の声とまとめ

最後に、この漫画の評価と感想を読者の声とまとめてみました。

読者の声

  • 「笑いあり感動ありで面白いです。シャオロンや我々師団の仲間たちがどんどん成長していく姿が見ていて応援したくなります。キャラクターも個性的で魅力的です。」
  • 「動画製作グループ「○○の主役は我々だ!」とコラボした作品だけあって、動画ネタやゲストキャラも豊富で楽しめます。原作『魔入りました!入間くん』とも関連があって面白いです。」
  • 「魔界の世界観や設定が細かく描かれていて興味深いです。悪魔学校や師団など魔界の文化や制度が分かりやすく説明されています。悪魔たちの位階や家系能力も個性的で面白いです。」

まとめ

『魔界の主役は我々だ!』は、魔界の日常を描く爆笑コメディ漫画です。野望家の悪魔・シャオロンが、争い好きな我々師団に入ってしまい、様々な試練に挑む物語です。キャラクターの個性と成長、魔界の世界観と設定がおすすめポイントです。読者の声も高評価で、笑いあり感動ありで面白いという声が多くあります。

この漫画を読んでみたい人や気になる人は、ぜひチェックしてみてくださいね。