
恋愛漫画には、読んでいるだけで心がキュンキュンするようなシーンがたくさんありますよね。今回は、女性向け恋愛漫画の中でも特に心がキュンキュンする作品を厳選してランキング形式でご紹介します。恋愛に悩む女性たちの胸をキュンキュンさせてくれる、素敵な恋愛漫画たちをお楽しみください!
10位 この会社に好きな人がいます 榎本あかまる

『この会社に好きな人がいます』は、お菓子メーカーの経理部に勤めるアラサー男子・立石真直が、同じ会社の企画部で働く同期女子・三ツ谷結衣と秘密裏に交際していることを描いた社内恋愛コメディである。
周囲からは犬猿の仲だと認識されている二人だが、実は彼らには誰にも言えない秘密があった。
立石は昨日できたばかりのかわいい恋人がいるが、それは同じ会社の同期女子・三ツ谷だということだ。
二人は秘密裏に交際を続け、社内恋愛を楽しんでいたが、周囲には秘密を守るために苦労している。
この物語は、秘密厳守のピュアな社内恋愛ストーリーであり、社内で行われる様々な観測を描いたバラエティーでもある。
9位 つまり好きって言いたいんだけど、 円城寺マキ

冴島千歳は、小学校で非常勤講師として働いていたが、ある事件が原因で解雇され、マネージャーとして新たな職場に転職した。
彼女は幼い頃、同級生の男の子にたくさん嘘をつかれ、からかわれたため、嘘を大嫌いになってしまっていた。
しかし、転職先で担当することになった俳優の藤代瀬那は幼い頃から嘘をついていた人であった。
彼女は、自分が嫌いな嘘をつく人と一緒に仕事をすることになってしまい、戸惑いながらも奮闘することになる。
8位 ラブ★コン 中原アヤ

大阪の高校、舞戸学園が舞台のストーリーです。主人公の小泉リサ(身長172cm)と大谷敦士(身長156.2cm)は、入学当初から犬猿の仲でした。
しかし、その身長差が周りから愉快なことと思われ、口げんかがまるで漫才のようであることから、学園の有名人として扱われることになりました。
リサと大谷は、会うたびに喧嘩ばかりしていましたが、やがてお互いの性格や音楽の趣味が合うことが判明し、また身長という同じコンプレックスを抱いていることにも気づきます。
同時に、リサは大谷が持つさりげない優しさや男らしさにも気づき、だんだん彼に惹かれていくようになります。
大谷はリサにとって最高の相手であると感じますが、ただ一つ、身長を除いては…という悩みも抱えています。
7位 凪のお暇 コナリミサト

節約が趣味の28歳OLの大島凪は、周りに合わせて目立たず謙虚に振る舞い、女子力高く自分を作り上げていた。
ある日、同僚たちの陰口や、交際相手が自分のことを話しているのを目撃し、過呼吸で倒れる。
それをきっかけに会社を辞め、家財を処分し、全ての人間関係を断ち切り、都心から郊外へ転居して、新しい生活を始めることになる。
6位 アオハライド 咲坂伊緒

双葉は中学生の頃、男子が苦手で友達もほとんど女子だった。しかし、唯一例外だったのが『田中くん』で、女の子みたいな性格で特別感を持っていた。
ある出来事をきっかけに、田中くんと目が合う機会が増え、双葉は自分の恋心に気づく。夏休み中に夏祭りに行く約束をしたが、田中くんは来なかった。
夏休みが明けると田中くんは転校していた。双葉は控えめな性格から男子からモテていたが、そのことが原因で女子たちからハブられる苦しい中学生時代を過ごした。
高校に入り、女子に嫌われないようにがさつに振舞っていた双葉は、ある日中学時代の淡い初恋の相手である『田中くん』と再会する。
しかし、田中くんは中学生時代の性格とは異なり、大人びた雰囲気を持っていた。
5位 逃げるは恥だが役に立つ 海野つなみ

森山みくりは大学院を卒業したが、就職難で派遣社員になる。その後、派遣切りに遭い、父親の知人である津崎平匡に家事代行の仕事を斡旋してもらう。
津崎とみくりは適度な距離感で良好な関係を築いていたが、津崎が定年を機に田舎に引っ越すことになり、みくりは現状を維持したいと考え、津崎に「就職としての結婚」を提案する。
津崎はその提案にメリットを感じ、2人は雇用主と従業員の契約結婚をする。周囲には事実婚として挨拶をするが、風見涼太や沼田、土屋百合らは二人のよそよそしさを疑う。
そこで、2人は周囲に親近感を与えるため「ハグの日」を設けるが、その中で2人の間に本当の恋愛感情が芽生える。
森山みくりは25歳、大学院卒だけど職が決まらず、父の部下津崎平匡と家事代行バイトを経て、諸事諸々の理由で契約結婚することに!ヒロインのみくりの臨床心理士の知識を含めた小賢しい妄想混じりの思考が新鮮で愉快!周辺キャラクターは個性的で、みくりの伯母(独身)始め、平匡の同僚のイケメン独身貴族やガチムチ坊主などが登場します。童貞で恋愛慣れしていない平匡の言動には萌え度MAX!女性向けの漫画ですが、男性にもおすすめです。登場人物それぞれの心情を細かく描写してくれて、どの人物にも共感できます。年齢が近い百合ちゃんに共感する人も多いようです。人との出会いで、心を突き動かされ変化していく姿にはどんどん引き込まれ、それぞれの行く末を応援したくなります。クマ父
4位 僕等がいた 小畑友紀

春、高校に入学したばかりの15歳の少女・高橋七美は、新たに始まる高校生活に胸を膨らませていた。友達もでき、順調な高校生活が始まろうとする中、七美は「女子の3分の2が必ず恋に落ちる」という伝説を持つクラスの人気者・矢野元晴と出会う。矢野は七美に対しては何かと意地悪で、最初は嫌っていたが、共に過ごすうちに彼の魅力を知り、徐々に彼に惹かれていく。
しかし、実は矢野には恋人との死別という悲しい過去があり、それ以来心を閉ざしていた。そんな彼の過去を知った上で、七美は彼に想いを伝え、付き合い始める。
幸せな日々も束の間、高校二年生の冬に矢野は家庭の事情で東京へ引っ越すことになってしまう。二人は一年後の再会を約束し、遠距離恋愛を続けていたが、矢野はある日を境に音信不通となってしまう。
そして時は流れ、七美は東京で社会人となり、忙しくも楽しい日々を送っていた。その一方で、相変わらず矢野とは連絡が取れず、居場所も分からないままであった。それでも彼への気持ちを捨てられずに、待ち続け苦しむ日々が続いていた。そんな矢先、七美は彼が東京で働いていることを知る。そして、ようやく矢野との再会を果たした七美だったが、矢野はかつての彼とはまるで別人のように変わってしまっていた。

私は今まで「キュンキュン、ツンデレ万歳」というようなラブストーリー漫画を好んで読んできましたが、今回出会った作品は違いました。とにかく引き込まれるストーリーでした。もしかしたら中学生や高校生の頃に読んでも、ここまで感動しなかったかもしれません。大人になって、家族や人間関係、そして自分自身がどうにもならない出来事に直面することで、この作品に共感できたのかもしれません。
矢野くんが抱える過去の苦しみや傷、七美ちゃんが彼を癒すことができることを求めない姿勢、そして有里ちゃんが学生時代に嫌だったけど、今では理解できる気持ちなど、この作品からはたくさんのことを学びました。自分が好きな気持ちに正直になることは、ずるくても素晴らしいことだと感じました。
3位 花より男子 神尾葉子

牧野つくしは、母親の勧めで名門の英徳学園に入学することになった。
学園には、道明寺財閥の御曹司・司、花沢物産の御曹司・類、西門流の跡取り息子・総二郎、美作商事の息子・あきらのF4がおり、生徒たちは彼らに逆らえなかった。
ある日、つくしはF4に水をかけられ、赤札を貼られいじめのターゲットになってしまうが、彼女は正義感を持ち、F4に立ち向かっていく。
F4のリーダーである道明寺は、つくしに恋心を抱き、2人の関係は進展していくが、彼らを阻む様々な事情が生じる。
『花より男子』は、庶民の主人公・牧野つくしが金持ちの高校に入学し、超お金持ちの4人組・F4に立ち向かうストーリーです。F4のリーダーである道明寺が、つくしに好意を寄せるも、彼女は反感を抱いています。恋愛を軸に、笑いあり、涙ありの展開が繰り広げられます。一方で、つくしは正義感が強いはずなのに、恋愛に関しては心が揺れ動く場面もあり、読んでいる間はイライラすることもあるかもしれません。しかし、ストーリー展開は面白く、軽くて楽しい少女漫画が好きな人にはおすすめの作品です。クマ父
2位 きょうは会社休みます。 藤村真理

OLの青石花笑はこれまでに一度も彼氏ができたことがなく、処女のまま33歳の誕生日を迎えて悲嘆に暮れていました。
そんなある日、会社のアルバイトの青年・田之倉悠斗と酒を飲んでいた花笑は、酔っ払ってしまいました。
そして、翌朝目を覚ますと、田之倉と一夜を共にしていたことがわかりました。
酔っていたため、記憶を失っていた花笑でしたが、田之倉と付き合うことになり、初めての恋愛が始まったのです。
「きょうは会社休みます。」は、作者の優しいほんわかした画風とヒロインの非モテぶりが微笑ましく、ストーリーに引き込まれどんどん面白くなっていくと評価されています。最新刊で新たな登場人物が続々と現れるなど、終盤に向かっているかと思いきや、まだまだ展開が続きそうな楽しみももあります。一方、ヒロインのリアルな描写や初めての恋愛に臆病で戸惑いながらも相手に向き合っていく様子に感情移入でき、トキメキと幸福感がたまらない。クマ父
1位 恋はつづくよどこまでも 円城寺マキ

佐倉七瀬は、偶然出会った医師の天堂浬に恋をし、彼に会いたい一心でナースになることを決意します。
別の人で、毒舌ばかり吐く超ドSな医師であることが判明します。
しかし、七瀬は天堂に対して素直に思いを伝え続け、彼女の姿勢は病院内で有名になり、「勇者ちゃん」と呼ばれるですが誰から見ても無謀な姿勢、七瀬は思いを伝えるために仕事に恋に常にまっすぐに向かい、天堂の鉄の心も徐々に崩れていきます。

主人公七瀬と天堂先生のピュアな恋を描いた漫画が、バランスの良い作品で面白く、主人公の七瀬が同性からも好かれる魅力的なキャラです。物語はご都合主義感がなく自然な展開で、見ていて気持ちがいいと評判で、主人公たちだけでなく周りのキャラも魅力的で大好きな作品になりました。七瀬の行動力や一途さは勇者のようで、天堂先生の男としての輝きも増していく様子にキュンキュンする。同期の来生先生や過去の女性など、意味深な発言もあり、今後の展開が楽しみです。