
ダークギャザリングとは、近藤憲一さんが描くホラー漫画です。霊媒体質の大学生・螢多朗と、霊を集める天才少女・夜宵の悪霊捕縛エンターテイメントです。全13巻を読み終えた私は、怖いけど面白い展開に引き込まれました。この記事では、各巻ごとにレビューと感想を書いていきます。
※ネタバレにご注意ください。
1巻レビュー&感想
1巻では、螢多朗が家庭教師のアルバイトをすることになった夜宵と出会い、彼女の霊対策に巻き込まれます。電話ボックスや日本人形など、様々な心霊現象が登場し、螢多朗は夜宵の知恵と勇気に助けられます。夜宵は母親の魂を探すために悪霊を集めていることが明らかになります。
この巻の魅力は、螢多朗と夜宵の出会いと、ホラーとサスペンスが満載のストーリーです。螢多朗は霊媒体質で過去に友人を霊障に巻き込んでしまった経験があり、霊に対して恐怖と罪悪感を抱いています。夜宵はIQ160の天才少女で、事故で母親を亡くしてから霊が見えるようになりました。彼女は悪霊を集めることで母親の魂を見つけようとしています。二人は互いに違う目的で霊に関わっており、そのギャップが面白いです。
1巻の感想としては、ホラーとサスペンスが好きな方におすすめの漫画だと思いました。電話ボックスや日本人形など、普段見慣れたものが怖いものに変わるという設定が恐ろしかったです。また、夜宵の考え抜かれた霊対策や螢多朗の成長も見どころでした。夜宵の母親の魂はどこにあるのか、螢多朗は夜宵についていけるのか・・・
2巻レビュー&感想
2巻では、螢多朗の幼なじみで霊障に苦しむ詠子が登場します。詠子は夜宵に興味を持ち、彼女に近づこうとします。一方、螢多朗は夜宵から占事略決という本を借りますが、それが後々大きな影響を及ぼすことになります。鬼子母神や七不思議など、日本の伝承や都市伝説が題材になっています。
この巻の魅力は、詠子や占事略決の本の登場と、日本的なホラー要素です。詠子は螢多朗の幼なじみでありながら、彼を利用して夜宵に近づく計算高い性格です。彼女は何か秘密を隠しているようで、その正体や目的が気になります。占事略決の本は夜宵が持っている不思議な本で、読む者の過去や未来を占うことができます。しかし、その結果は必ずしも良いものではありません。この本が螢多朗や夜宵にどんな影響を与えるのか、不安になります。鬼子母神や七不思議など、日本の伝承や都市伝説がホラーの題材になっており、その解釈や描写が怖いです。
2巻の感想としては、ホラーとサスペンスが深まった漫画だと思いました。詠子や占事略決の本が新たな謎や危険をもたらし、螢多朗や夜宵にとって重要なことが次々と明らかになりました。鬼子母神や七不思議など、日本的なホラー要素も魅力的でした。詠子や占事略決の本の正体や目的は何なのか、螢多朗や夜宵はどうなるのか・・・
3巻レビュー&感想
3巻では、螢多朗と詠子が夜宵の家に招待されます。そこで夜宵の父親や式神の存在を知ります。また、夜宵は占事略決の本を使って螢多朗の過去や未来を占いますが、その結果は衝撃的なものでした。螢多朗や夜宵に関わる重要な事実や謎が次々と明らかになります。
この巻の魅力は、螢多朗と夜宵の過去や未来の描写と、夜宵の家族や式神の紹介です。螢多朗と夜宵は占事略決の本によって自分たちの過去や未来の姿に出会います。その中には幸せそうなものもあれば、悲惨なものもあります。螢多朗と夜宵は互いに惹かれ合いながらも、自分たちの立場や選択に悩みます。夜宵の家族や式神は夜宵にとって大切な存在であり、彼女の人間性や背景を知ることができます。しかし、彼らもまた何か秘密を隠しているようで、その正体や目的が気になります。
3巻の感想としては、ホラーとファンタジーが混ざった漫画だと思いました。占事略決の本がもたらす影響は想像以上に大きく、螢多朗や夜宵にとって重要なことが次々と明らかになりました。螢多朗と夜宵の関係も深まりましたが、それが幸せな結果につながるのか不安になりました。夜宵の家族や式神も魅力的でしたが、彼らもまた何か秘密を隠しているようで不安になりました。螢多朗や夜宵はどういう運命を辿るのか、占事略決の本はどうなるのか・・・
4巻レビュー&感想
4巻では、螢多朗と夜宵が占事略決の本によって異世界に飛ばされます。そこで彼らは、自分たちの過去や未来の姿に出会います。また、夜宵の父親や式神の正体や目的も明らかになります。螢多朗や夜宵の運命や関係に大きな変化が起こります。
この巻の魅力は、螢多朗と夜宵の感情の揺れと、異世界での冒険です。螢多朗と夜宵は互いに惹かれ合いながらも、自分たちの立場や選択に悩みます。異世界では、様々な危険や驚きが待ち受けており、螢多朗と夜宵は協力して乗り越えていきます。
4巻の感想としては、ホラーとファンタジーが混ざった漫画だと思いました。占事略決の本がもたらす影響は想像以上に大きく、螢多朗や夜宵にとって重要なことが次々と明らかになりました。螢多朗と夜宵の関係も深まりましたが、それが幸せな結果につながるのか不安になりました。螢多朗や夜宵は異世界から帰れるのか、占事略決の本はどうなるのか・・・
5巻レビュー&感想
5巻では、螢多朗と夜宵が占事略決の本によって異世界に飛ばされます。そこで彼らは、自分たちの過去や未来の姿に出会います。また、夜宵の父親や式神の正体や目的も明らかになります。螢多朗や夜宵の運命や関係に大きな変化が起こります。
この巻の魅力は、螢多朗と夜宵の感情の揺れと、異世界での冒険です。螢多朗と夜宵は互いに惹かれ合いながらも、自分たちの立場や選択に悩みます。異世界では、様々な危険や驚きが待ち受けており、螢多朗と夜宵は協力して乗り越えていきます。
5巻の感想としては、ホラーとファンタジーが混ざった漫画だと思いました。占事略決の本がもたらす影響は想像以上に大きく、螢多朗や夜宵にとって重要なことが次々と明らかになりました。螢多朗と夜宵の関係も深まりましたが、それが幸せな結果につながるのか不安になりました。夜宵の家族や式神も魅力的でしたが、彼らもまた何か秘密を隠しているようで不安になりました。螢多朗や夜宵は異世界から帰れるのか、占事略決の本はどうなるのか・・・
6巻レビュー&感想
6巻では、螢多朗と夜宵が異世界から現世に戻ります。しかし、彼らを待ち受けていたのは詠子や式神たちの裏切りでした。詠子は夜宵を殺そうとし、式神たちは占事略決の本を奪おうとします。螢多朗と夜宵は詠子や式神たちと対決しますが、その中で衝撃的な事実が明らかになります。
この巻の魅力は、詠子や式神たちの正体や目的と、螢多朗と夜宵の戦闘です。詠子は螢多朗を利用して夜宵に近づき、彼女を殺すことで自分を救おうとしています。式神たちは占事略決の本を使って自分たちを生き返らせようとしています。彼らは螢多朗や夜宵に関わる重要な事実を知っており、その真相は驚くべきものでした。螢多朗と夜宵は詠子や式神たちと激しく戦いますが、その中で互いに想いを確かめ合います。
6巻の感想としては、ホラーとアクションが混ざった漫画だと思いました。詠子や式神たちが裏切り者として登場し、螢多朗や夜宵にとって重要なことが次々と明らかになりました。詠子や式神たちの正体や目的は衝撃的でしたが、螢多朗と夜宵の関係も感動的でした。詠子や式神たちとの戦いはどうなるのか、占事略決の本はどうなるのか・・・
7巻レビュー&感想
7巻では、螢多朗と夜宵が新たな心霊スポットである危険度ランクSの「旧I水門」に向かう準備として、卒業生の回収を試みる夜宵たちの様子が描かれます。かつて多くの女性が被害者となる凄惨な事件が起きた「廃ラブホテル」に足を踏み入れた夜宵たちだったが、建物の入り口で螢多朗だけが幽世に迷い込んでしまう事態に!? そこには、人を惑わせる恐ろしい誘惑が…!?
この巻の魅力は、螢多朗と夜宵の絆や成長が見られることです。螢多朗は幽世で出会った女性に惹かれてしまいますが、夜宵への思いや自分の目的を思い出して抗います。夜宵は螢多朗を救うために卒業生と戦いますが、その過程で自分の呪いや母親の霊について新たな事実を知ります。二人はそれぞれ試練を乗り越えて、より強く深い関係になります。
7巻の感想としては、怖さと感動が混ざった漫画だと思いました。心霊スポットや悪霊の設定は相変わらず恐ろしいものでしたが、螢多朗と夜宵の心情や行動に引き込まれました。螢多朗と夜宵はこれからどうなるのか、また彼らの呪いや母親の霊についてどう進展するのか・・・
8巻レビュー&感想
8巻では、母親への恨みから無差別に呪いを振りまく少年の霊を捕らえるため、卒業生「魄啜繚乱弟切花魁」を呼び出した夜宵の様子が描かれます。触れた者の命を啜る呪いは、相手が強いほどに花魁をさらに煌めかせ、強力な霊現象を引き起こします。深い恨みの念を持つ花魁が悪霊に成り果てるに至った過去とは…?そして、少年の霊との戦いの結末は…?
この巻の魅力は、夜宵と花魁の因縁や対比が見られることです。夜宵は母親の霊に呪われていますが、それでも母親を愛しています。花魁は母親に裏切られて死んでいますが、それでも母親を恨んでいます。二人は同じような境遇にあるのに、全く違う感情を抱いています。夜宵は花魁の過去や心情を理解しようとしますが、花魁は夜宵の気持ちを否定しようとします。二人のやりとりは緊迫感や感動がありました。
8巻の感想としては、怖さと切なさが混ざった漫画だと思いました。少年の霊や花魁の呪いは相変わらず恐ろしいものでしたが、夜宵や螢多朗の心情や行動に共感しました。夜宵と螢多朗はこれからどうなるのか、また彼らの呪いや母親の霊についてどう進展するのか・・・
9巻レビュー&感想
9巻では、学校で出会った隣のクラスのドロシーの提案によって、クラスメイトと共に「学校の怪談」を暴くことになった夜宵の様子が描かれます。霊が視えると言うドロシーの真意を探りつつ、最後の怪談・開かずの間に到着した夜宵たちだったが、突然に昏睡。気がつくと何故か暗く朽ち果てた学校で一人。だが既に恐怖の「鬼ごっこ」は始まっていた…!
この巻の魅力は、夜宵とドロシーの関係や謎が深まることです。夜宵はドロシーに興味を持ちますが、ドロシーは夜宵に何か隠しているようです。ドロシーはなぜ霊が視えるのか、なぜ夜宵を怪談に誘ったのか、なぜ夜宵たちを開かずの間に連れて行ったのか…?ドロシーの正体や目的について、次の巻で明らかになることを期待します。
9巻の感想としては、怖さとミステリーが混ざった漫画だと思いました。開かずの間で起こる不可解な現象や恐ろしい霊たちにドキドキしましたが、夜宵やクラスメイトたちの友情や助け合いに感動しました。夜宵やドロシーはこれからどうなるのか、また彼らの霊能力や呪いについてどう進展するのか・・・
10巻レビュー&感想
10巻では、京都の心霊スポット「Aダム」を訪れた夜宵たちが、水上で霊に襲われたり、何者かに連れ去られたりとピンチに陥ります。暗闇で目を覚ました螢多朗は体から魂を切り離された状態で囚われており、周囲にも同様の男性たちの姿があります。その中の一人が悪霊に精気を吸われる悲惨な光景を目にした螢多朗は…!?
この巻の魅力は、夜宵と螢多朗の危機的な状況と、それぞれの過去や秘密が明らかになることです。夜宵は自分が神に見初められた理由や、母親の霊を取り戻す方法について知ることになります。螢多朗は自分が霊媒体質であることや、詠子との呪いの関係について知ることになります。夜宵と螢多朗はそれぞれの運命に立ち向かうことができるのでしょうか。
10巻の感想としては、ホラーとサスペンスが混ざった漫画だと思いました。Aダムで起こる恐ろしい現象や、悪霊や神の存在にハラハラしましたが、夜宵や螢多朗の成長や決意に感動しました。夜宵や螢多朗はこれからどうなるのか、また彼らの霊能力や呪いについてどう進展するのか・・・
11巻レビュー&感想
11巻では、殺意を感染させる謎の菌糸の呪いにかかってしまった螢多朗を助けるため、かつて男性が女性の首を切り裂く事件が多発していた場所を調べる夜宵たち。そこには裏切りの悲劇で死んだ男の怨嗟の念が満ちていて…。さらに、残された心霊スポットの攻略前に立ち寄った安倍晴明を祀った神社では、思わぬ出来事が…!?
この巻の魅力は、螢多朗と夜宵の絆と、それぞれの霊能力や呪いに関する新たな事実が明らかになることです。螢多朗は自分の霊媒体質や詠子との呪いの関係について知ることになります。夜宵は自分が神に見初められた理由や、母親の霊を取り戻す方法について知ることになります。螢多朗と夜宵はそれぞれの運命に立ち向かうことができるのでしょうか。
11巻の感想としては、ホラーとミステリーが混ざった漫画だと思いました。菌糸の呪いや怨嗟の念が生み出す恐ろしい現象や、悪霊や神の存在にドキドキしましたが、螢多朗や夜宵の成長や決意に感動しました。螢多朗や夜宵はこれからどうなるのか、また彼らの霊能力や呪いについてどう進展するのか・・・
12巻レビュー&感想
12巻では、螢多朗に憑いた式神の後鬼によって、F公園の老婆の霊との戦いに決着がつく。しかし、呪いは残ったまま人形に捕らわれた螢多朗と詠子の魂は元には戻らず、救出する方法を探す夜宵。そこに『呪物屋』の霊群と名乗る男が現れる。魂を取り出す方法に加え、式神や夜宵の持つ『占事略決』の事を知る男の目的とは…!?
この巻の魅力は、螢多朗と詠子の危機的な状況と、それを救おうとする夜宵の奮闘です。螢多朗と詠子は人形になったままで感情も記憶も失ってしまいますが、夜宵は彼らを助けるために呪物屋の男と協力します。呪物屋の男は螢多朗や夜宵に関係する重要な事実を明かしますが、彼自身は何者なのか、何を目的としているのかは不明です。螢多朗や夜宵の過去や未来に関わる謎が深まります。
12巻の感想としては、ホラーとサスペンスが混ざった漫画だと思いました。F公園の老婆の霊の過去や呪いは非常に残酷で恐ろしかったですが、螢多朗や詠子が人形になってしまったことも衝撃的でした。夜宵が彼らを救うために必死になる姿に応援したくなりましたが、呪物屋の男や式神の正体や目的に不安を感じました。螢多朗や詠子は元に戻れるのか、夜宵は彼らを救えるのか・・・
13巻の販売情報
現在、12巻まで発売されており、次巻となる13巻は2023年8月4日に発売予定です。集英社のジャンプコミックスから刊行されており、価格は594円(税込)です。デジタル版も同日に配信されます。
13巻では、夜宵が探している神との対決が迫ります。螢多朗や詠子、式神たちと共に危険度Sランクの心霊スポットに挑む夜宵ですが、そこで待ち受けているのは驚愕の真実と運命の分かれ道です。果たして、螢多朗と夜宵は神に打ち勝つことができるのでしょうか?
13巻の予約はアニメイト通販で受け付けています。また、全巻まとめセットもアニメイト通販で購入できます。ホラーとロマンスが混ざった漫画をお楽しみください。