『SAKAMOTO DAYS』のキャラクターの特徴をまとめてみた

『SAKAMOTO DAYS』は、人気の漫画作品であり、鮮やかなアクションとユーモア溢れるストーリーが特徴です。この記事では、物語の主要キャラクターの特徴をまとめて紹介します。初心者の方々にも分かりやすくお届けしますので、ぜひお楽しみください!

主人公:坂本 太郎(さかもと たろう)


坂本太郎は、1993年11月21日生まれの27歳で、元オーダーの殺し屋です。かつて「最強の殺し屋」と呼ばれ、裏社会で名を馳せた男でしたが、妻と出会ったことで殺し屋を引退しました。現在はふくよかな体型になり、のどかな町で個人商店「坂本商店」の店長をしています。

坂本太郎は、寡黙で表情の変化に乏しく、大人しい性格ですが、殺し屋としての腕前は現在も衰えておらず、「武器の性能に頼るのは三流の証」という信条から、周囲にある道具や状況を利用して巧みに戦います。妻と娘を何よりも大切に思っており、家族に危害を加える者には容赦しないが、妻との約束から不殺を貫いています。他の殺し屋たちとの戦闘でカロリーを多量に消費することにより一時的にスリムな体型になるが、すぐに元の体型に戻ってしまいます。

坂本太郎の妻:坂本葵(さかもと あおい)

坂本葵は、主人公・坂本太郎の妻です。美人で明るく優しい性格の女性です。しかし、怒ると坂本だけでなく、シンやボイルですら畏怖するほど恐ろしい顔になります。

坂本とは、彼が殺し屋を引退するきっかけとなった一目惚れの相手です。その後、結婚して一児の母親となりました。坂本が殺し屋だったことは知っており、彼に不殺を約束させました。坂本との家訓は「家族を大切にすること」です。

坂本太郎の娘:坂本 花(さかもと はな)

坂本花は、主人公・坂本太郎の娘です。妻の葵にそっくりな可愛らしい見た目の女の子で、とても素直で優しい性格です。

坂本花は、現在小学校に通う6歳で、「シュガーちゃん」というキャラクターのファンでもあります。坂本商店のメンバーや近所のお巡りさんなど、誰とでも仲良く話をしています。戦闘能力はありませんが、両親から誰よりも大事にされている存在であることから、ある意味「坂本家の中で最も強い存在」かもしれません。

朝倉 シン(あさくら シン)

朝倉 シンは、かつて最強の殺し屋と呼ばれた坂本太郎の部下で、他人の心を読む能力を持つエスパーの青年です。

シンは、幼い頃に政府非公認の科学研究施設「ラボ」に預けられ、朝倉という研究者に育てられました。そこで朝倉の実験薬を間違って飲んだことで、超能力に目覚めた過去を持ちます。

シンは、坂本が殺し屋を引退したことを知り、彼の「何てことない日常」を守るために自分も殺し屋を辞めました。その後、坂本に助けられて坂本商店の一員になりました。

シンは、人の心を読むだけでなく、他人の運動準備電位を見ることによって、コンマ数秒先の未来を先読みする能力も開花させました。しかし、この能力は負担が大きく、連続使用できるのは5分が限界です。

シンは、坂本や他の仲間たちと共に、様々な事件や危機に立ち向かっています。彼は、坂本の強さや生き様に心酔し、慕っています。

陸 少糖(ルー シャオタン)

陸 少糖は、中国マフィアの当主の娘で、酔拳の使い手です。

陸 少糖は、敵組織に両親を殺害され追われていたところを坂本太郎に助けられ、坂本商店の一員になりました。彼女は、肉まんが作れるという理由で坂本商店の肉まん担当の女性店員として働いています。

陸 少糖は、酔うと感情の振り幅が激しくなる性格で、坂本や他の仲間たちと共に、様々な事件や危機に立ち向かっています。

眞霜 平助(ましも へいすけ)

眞霜 平助は、フリーランスの殺し屋で、跳弾を駆使する変則狙撃手です。

眞霜 平助は、ピースケという名前のオウムを相棒にしており、ほっぺたに狙撃の十時マークがついています。彼は、直情的な性格で、情に厚く涙もろいです。

眞霜 平助は、射撃以外の能力は人並み以下であるため他の殺し屋からは見下されており、自身を解雇した組織を見返すために坂本太郎の懸賞金を狙ったことがきっかけで坂本商店の常連となりました。彼は、坂本太郎も認めるほどの神業的な狙撃の腕を持ち、跳弾の角度とピースケを使って死角の敵への攻撃もできます。

日本殺し屋連盟(殺連)

日本殺し屋連盟(殺連)は、『SAKAMOTO DAYS』に登場する巨大組織です。プロの殺し屋400名弱を擁する構成員1000名以上の日本最大の殺し屋組織で、通称「殺連(サツレン)」と呼ばれます。

日本殺し屋連盟(殺連)は、殺し屋の任務の管理・斡旋・その他諸々のサポート、任務で損壊した一般区域の修繕、新武器の製造・開発にいたり、多岐に渡る活動を行っています。関東支部が存在し、殺連の中枢となっています。

日本殺し屋連盟(殺連)には、直属の特務部隊であり、殺し屋界の最高戦力であるORDER(オーダー)があります。ORDERは、殺連が選定した危険性の高い殺し屋の抹殺を任務とする、殺し屋界の秩序(オーダー)を保つ存在です。現在の構成員は8名であり、坂本太郎は過去に所属していました。

ORDER(オーダー)

引用:『SAKAMOTO DAYS』鈴木祐斗/集英社

ORDER(オーダー)は、日本の殺し屋連盟(殺連)が選定した危険な殺し屋の抹殺を任務とする、殺し屋界の秩序(オーダー)を保つ特務部隊です。殺連に所属する約400名のプロの殺し屋の中でも、隔絶した実力を持つメンバーで構成されています。

現在のメンバーは8名で、そのうち6名が作中で登場しています。それぞれに個性的な武器や戦闘スタイルを持ち、坂本太郎とも因縁や関係があります。以下にそのメンバーを紹介します。

– 南雲(なぐも)
– 神々廻(ししば)
– 大佛(おさらぎ)
– 篁(たかむら)
– 豹(ひょう)
– 京(かなぐり)

また、過去にORDER(オーダー)に所属していたメンバーも存在します。その中には、主人公の坂本太郎や、現在は×(スラー)と呼ばれている有月も含まれます。

王(ワン)

王(ワン)は、中国のマフィア弾商会の会長であり、有名なマフィア陸家の宝を奪うためにシャオタンの両親を含め陸家の家族を皆殺しにした男です。隠し金庫の鍵を持ち逃げしたシャオタンを日本まで追いかけ、イカれた殺し屋兄弟のバチョウとソンヒを派遣しましたが、坂本やシンの協力もあり失敗に終わりました。そのまま弾商会は坂本の手によって潰され、自身もシャオタンの手によりボコボコにされました。

ソンヒ・バチョウ

ソンヒは、バチョウとの双子の殺し屋で、殺戮に快楽を覚えるタイプです。彼は、殺した相手の首を持ち帰りスケッチするのが趣味で、そのコレクションは数百に及びます。彼は、法外な値段と引き換えに狙った相手を確実に殺すという信条を持っており、その実力は高く評価されています。

ピッツァ中島(ピッツァなかじま)

ピッツァ中島(ピッツァなかじま)とは、架空のピザ屋兼殺し屋のことです。ピッツァ中島は、坂本太郎の元部下である栗井ニングが経営しており、清掃員や配達員として働きながら殺しの仕事も請け負っています。ピッツァ中島は、坂本太郎やその仲間たちと何度も関わりを持ち、時には敵対し、時には協力することになります。

栗井ニング(くりい ニング)

ピッツァ中島(ピッツァなかじま)というピザ屋兼殺し屋の経営者で、清掃員や配達員として働きながら殺しの仕事も請け負っています。坂本太郎の元部下であり、彼に敬意を払っています。武器はワイヤーソーで、敵を切り裂いたり拘束したりすることができます。性格は冷静で無口であり、仕事に対してはプロフェッショナルですが、時々感情的になることもあります。

どんでん会

どんでん会とは、殺し屋組織の一つです。懸賞金がかかっているサカモトの殺しを企む、殺し屋界の敵対勢力です。メンバーには ボイルや帯黒などがいます。

ボイル

ボイルとは、ハードボイルドな見た目と自作の武器を使う殺し屋です。坂本太郎とはJCC時代の同期で、憧れの対象でした。帯黒とは相棒で、2年前のロンリコ抗争で100人以上を殺したという伝説を持ちます。

帯黒(おびぐろ)

帯黒(おびぐろ)とは、女性の殺し屋です。どんでん会に所属しており、空手の達人で、相棒のボイルと共にロンリコ抗争で100人以上を殺した伝説を持ちます。坂本太郎の懸賞金を狙って襲撃しましたが、酔ったルーに追い詰められて戦闘を中断しました。坂本太郎の後輩であり、ボイルに惚れているようです。